2016年度(2016年4月から2017年3月)新車乗用車販売台数ランキングが公開されました。
2016年度にもっとも売れた乗用車の新車は「プリウス」。やっぱり・・・って感じです。
2016年2月にハイブリッド車をデビューさせたオデッセイのランキングは?
ここでは、2016年度新車乗用車の販売ランキング(トップ30)から、買いどきの中古車を予想してみます。
新車乗用車販売台数ランキング(2016年度)
まず、2016年度(2016年4月から2017年3月)新車乗用車販売台数ランキングを見てみます。
順位 | 車種名 | メーカー | 台数 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
1 | プリウス | トヨタ | 225,066 | 144.3 |
2 | アクア | トヨタ | 155,566 | 80.9 |
3 | シエンタ | トヨタ | 127,392 | 140.8 |
4 | ノート | 日産 | 123,938 | 129.9 |
5 | フィット | ホンダ | 98,923 | 88.3 |
6 | ヴォクシー | トヨタ | 92,421 | 99.9 |
7 | セレナ | 日産 | 90,369 | 150.5 |
8 | カローラ | トヨタ | 81,391 | 75.1 |
9 | ヴィッツ | トヨタ | 78,634 | 105.5 |
10 | フリード | ホンダ | 75,384 | 201.1 |
11 | パッソ | トヨタ | 74,707 | 177.1 |
12 | ヴェゼル | ホンダ | 73,583 | 106.6 |
13 | ノア | トヨタ | 55,061 | 109.2 |
14 | ヴェルファイア | トヨタ | 53,799 | 102.3 |
15 | デミオ | マツダ | 53,321 | 80.6 |
16 | エクストレイル | 日産 | 52,948 | 84.7 |
17 | インプレッサ | スバル | 52,756 | 127.0 |
18 | ハリアー | トヨタ | 48,366 | 93.4 |
19 | ステップワゴン | ホンダ | 48,110 | 75.6 |
20 | ソリオ | スズキ | 47,795 | 116.9 |
21 | エスクァイア | トヨタ | 44,136 | 79.1 |
22 | C-HR | トヨタ | 43,600 | (28-12) |
23 | アルファード | トヨタ | 39,243 | 88.2 |
24 | シャトル | ホンダ | 38,367 | 79.6 |
25 | クラウン | トヨタ | 36,483 | 82.4 |
26 | ルーミー | トヨタ | 30,058 | (28-11) |
27 | アクセラ | マツダ | 28,770 | 122.6 |
28 | オデッセイ | ホンダ | 28,584 | 155.3 |
29 | タンク | トヨタ | 27,537 | (28-11) |
30 | CX-5 | マツダ | 27,193 | 102.4 |
※ランキングデータは「日本自動車販売協会連合会」より。
※前年比の()内は発売年-月。
販売台数を見ると、ランキング1位のプリウスのダントツぶりが分かります。
オデッセイのランキングは第28位。
マニアが多いといわれるオデッセイとしては、かなり健闘したと思います。
ランキングを 別な角度で見てみる
新車乗用車販売台数ランキングを、別な角度から見てみます。
メーカー別ランキング
新車乗用車販売台数ランキング トップ30 に掲載されている販売台数をメーカー別に合計してみます。
順位 | メーカー | 台数 |
---|---|---|
1 | トヨタ | 1,213,460 |
2 | ホンダ | 362,951 |
3 | 日産 | 267,255 |
4 | マツダ | 109,284 |
5 | スバル | 52,756 |
6 | スズキ | 47,795 |
トヨタのダントツは、言わずもがなですが、ホンダが第2位と健闘しています。
前年比のランキング
新車乗用車販売台数ランキング トップ30 を、前年比の大きい順で見てみます。
前年度から販売台数を伸ばしたクルマ(前年比 100%超)は次のようになります。
順位 | 車種名 | メーカー | 台数 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
10 | フリード | ホンダ | 75,384 | 201.1 |
11 | パッソ | トヨタ | 74,707 | 177.1 |
28 | オデッセイ | ホンダ | 28,584 | 155.3 |
7 | セレナ | 日産 | 90,369 | 150.5 |
1 | プリウス | トヨタ | 225,066 | 144.3 |
3 | シエンタ | トヨタ | 127,392 | 140.8 |
4 | ノート | 日産 | 123,938 | 129.9 |
17 | インプレッサ | スバル | 52,756 | 127.0 |
27 | アクセラ | マツダ | 28,770 | 122.6 |
20 | ソリオ | スズキ | 47,795 | 116.9 |
13 | ノア | トヨタ | 55,061 | 109.2 |
12 | ヴェゼル | ホンダ | 73,583 | 106.6 |
9 | ヴィッツ | トヨタ | 78,634 | 105.5 |
30 | CX-5 | マツダ | 27,193 | 102.4 |
14 | ヴェルファイア | トヨタ | 53,799 | 102.3 |
※順位は販売台数順位。
※2016年に発売されたクルマを除く。
前年比で見ると、オデッセイは 前年比 155.3%で 第3位。
前年より、大きく販売台数を伸ばしており、オデッセイ ハイブリッドが多くのユーザーに受け入れられたことが裏付けられた結果です。
上位にランクインしているクルマは、そのほとんどがモデルチェンジなどで新型車を投入したクルマです。
前年比が大きいクルマほど、モデルチェンジがユーザーに受け入れられているかの指標にもなると思います。
前年比が大きいクルマは中古車市場の流通量も多い
前年比が大きいクルマは、旧型車から新型車へ乗り替えも進んだことも予想されます。
ということは、中古車市場の在庫量も増えていることになります。
事実、プリウスは、新型車への乗り換えなども含め、とにかく中古車市場での流通量がハンパない状態です。
中古車の価格相場は、「需要と供給」の関係が大きく起因します。
流通量が多くなれば、価格も下がり、お買い得なクルマも多くなります。
結論としては、新車販売台数ランキングで前年比が大きいクルマは、中古車としてもお買い得感のあるクルマ、つまりは買いどきのクルマといえるのではないでしょうか。
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