タイヤはクルマの安全を支える大切な足です。
そのタイヤにクラック(ヒビ割れ)が発生したら、そのまま乗り続ける?新品へ交換する?
タイヤの製造年や履いていた期間、クラックのレベルにもよりますが、あまりにひどいクラックの場合は、新品タイヤへの交換が必要です。
我が家では、娘用に中古で購入したコルトプラスのタイヤにクラックが発生してしまいました。
タイヤの製造年も古いことから新品タイヤを購入、新品タイヤへ入れ替えるときの作業をチラッと見学させてもらいました。
新品タイヤへの入れ替え作業の流れをメモしておきます。
新品のタイヤセット
新品タイヤへの入れ替え作業の流れ
新品タイヤへの入れ替え作業の流れです。
古いタイヤをホイールから取り外す
古いタイヤをホイールから取り外す作業です。
まず、バルブを外し、空気を抜きます。
そのあとに専用のマシンを使って、古いタイヤをホイールから取り外すわけですが、最初にタイヤとホイールが密着している部分を剥がします。
つぎに、別のマシンを使って、タイヤをホイールから取り外す作業を行います。
タイヤを取り外したあと、ホイールにタイヤが密着する部分を研磨します。
新品のタイヤをホイールに取り付ける
新品のタイヤをホイールに取り付ける前に、タイヤとホイールが接する部分に専用の潤滑剤「ビートクリーム」を塗ります。
これを塗ることで、組み付けのときにビートを滑りやすくしてビードを保護します。
次に、タイヤをホイールから取り外す作業で使用したマシンで、こんどは新品のタイヤをホイールに取り付けます。
新品のタイヤをホイールに取り付けたあと、軽くガスを入れ、タイヤをホイールに密着させます。
そのあと、別のマシンで、タイヤへガスを充填します。ちなみに充填しているのは窒素ガスです。空気よりも抜けにくい特性があるそうです。
バランス調整
専用のマシンで、新品タイヤを取り付けたホイールを回転させ、バランスの調整を行います。
必要に応じて、鉛でバランスを調整します。
あとは、クルマに新品タイヤを取り付けて作業は完了です。
作業時間は、およそ 30分くらいです。
作業されている方の手際の良さで、アッという間に作業が完了した印象です。
新品タイヤを馴染ませる
新品のタイヤへ履き替えたら、タイヤが馴染むまで少し走りこむ必要があります。
およそ 100 kmくらい走りこむことでタイヤとホイールの馴染み具合が分かるそうです。
あわせて、ナットの増し締めをすれば、あんしん感も高まります。
新品のタイヤに履き替え完了です
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タイヤはクルマの安全を支える大切な足です。
クラックが発生したときは、専門店などで見てもらい、必要に応じて新品タイヤへの入れ替えをおススメします。
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