クルマの「DC12Vアクセサリーソケット」、昔でいう「シガーソケット」ですが、このソケットから、USBポートや家庭用のコンセントに変換するアダプターが数多く市販されています。

特に、家庭用のコンセントに変換する「DC-ACインバーター」を購入するときには注意が必要です。

この「DC-ACインバーター」、価格も比較的安価です。でも、安いからといって大容量タイプの「DC-ACインバーター」を購入してしまうと、バッテリーに負担がかかってしまい、バッテリー寿命に影響を与えかねないんだそうです。

たしかに、クルマのなかで、家庭用のコンセントがあれば、たとえばパソコンやコンパクト保冷庫など使えて便利ですよね。でも、「DC-ACインバーター」の場合、「大は小を兼ねない」ので、愛車のバッテリーの容量に見合ったタイプを購入するようにしたほうがよいそうです。

管理人「NORIBO」としては、「DC-ACインバーター」は多かれ少なかれバッテリーに負担をかけると思っています。特に、バッテリーの性能が低下してきたころに、使ってしまうと突然バッテリー上がりの憂き目にあうかも?バッテリーあがりを2度経験しているだけに、バッテリーに負担がかかる使い方にはとてもナーバスになってしまいます(^_^;)

最近ではUSB電源で使える機器が増えています。クルマのバッテリーから電源を供給して使うなら、DC-USBポートに変換できる「USBカーチャージャー」がおススメです。USBは、元々、パソコンと、キーボードやマウス、ハードディスク、USBメモリなどの周辺機器を接続するために生まれた規格です。なので、基本的にはパソコンから電源を供給するため省電力設計でなければならないんです。
ちなみに、USBは「Universal Serial Bus」(ユニバーサル・シリアル・バス)の略で、パソコンなどのコンピューターとのデータ伝送を汎用的に行なうために誕生した規格ともいえます。

そのUSB対応機器も、パソコンとは関係のない、ただ電源を供給してもらうだけのアイテムが増えてきました。たとえば、車載用のイオン発生機や、扇風機、ライト、クリーナー、足元を温める毛布など、USBを電源にしたグッズは意外に多いものです。

USB電源にしたグッズは元々省電力なものがほとんどです。クルマのバッテリーに負担がかかる心配はまずないとは思いますが、やはり使い過ぎには注意が必要です。